雪の「村火社有林巡視」

2/9(水)午前中、快晴の冬空の「村火社有林巡視」を行ってきました。里は晴れていても山はずっと雪雲の中という日が続いていたので、待ってましたとばかりエコアカメンバー4名で向かいました。

里とは全く別世界、積雪は50cmを越えるほど、白銀と青空のコントラストが眩しさを一層のものにしています。

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車を降り、スノーシューを履き、定点カメラ(タイムラプスカメラ、トレイルカメラ)設置場所への途中、森の住人(獣や野鳥)の生息痕があちこちに見られました。中でも目を引いたものは、「ニホンジカによる食害」。多くの樹木の幹が丸裸にされていました。
昨冬は植樹したての幼木の新芽が食べられていましたが、今冬は積雪が多いためか、雪の下の幼木は救われ、代わりに成木が犠牲となったようです。(彼らも冬の山を生き延びるのに必死でしょうから)
トレイルカメラ(動画)にも群れで移動するニホンジカが撮影されており、樹木への食害のひどさもうなずけます。(動画では、小走りする姿、歩く姿が撮影さており、ランナーとしては足の運びについつい目がいってしまいました。)
今年2022年5月には「第6回生長の森植樹」を予定しており、ニホンジカ対策を何かしら施す必要がありそうです。

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青空の社有林では、春の気配も感じられました。いろいろな広葉樹の「冬芽」が小さいながらも着々と春をもてなす準備を進めていました。まだまだ真冬なお山ですが、春は必ずやってきます。期待して待ちましょう。

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2時間ほどの不慣れなスノーシューを履いての気持ちのいい村火社有林巡視でした。冬の(雪の)森は魅力的です。ですが、エコアカには冬の林内プログラムがありません。室内プログラムと組み合わせて冬の森を題材にしたプログラムを作りたいと改めて思いました。

<Forest Runner / エコアカ室長>

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