村火社有林土壌動物調査(トラップセット)_2020.05.18

社有林での森の生態系調査として、土壌動物調査を行っています。本年は、春(5月)、夏(7月)、秋(9月)の3シーズンで行う予定です。
調査方法は、ピットフォール法で、トラップとしてプラスチックコップを地中に埋め、そこに落ちる土壌動物の種類と数を調べるものです。5/18はこのトラップを社有林内4か所にセットしました。植生の違いや森の手入れの状態と生息する土壌動物の関係がわかればと考えています。5/21にトラップ内の生きものを回収します。
<Forest Runner / エコアカ室長>トラップセット1 トラップセット2

第5回エコシステムアカデミー植樹(会)竹支柱準備_2020.05.18

新型コロナウイルス禍の影響を受けて、第5回エコシステムアカデミー植樹会は、白河在勤エコアカメンバーによる生長の森での植林作業として行うこととなりました。
今年の1月に伐期のアカマツ林 約0.34haを皆伐し、第二期生長の森を造成しました。そこを6区画に分け、2020年から2030年まで隔年で植樹していきます。2030年はSDGs最終年です。SDGsのゴールを目指してこの場所に植樹をしていきます。
次回は皆さんと一緒に植樹できることを願っています。
ということで、今回の植樹(会)5/27(水)に使う苗木の支柱の準備として、地元の方のご厚意により竹林の竹を分けてもらうことになりました。早速、竹伐りに行ってきました。支柱約130本、準備完了です。

(追伸)エコアカでは、育樹会も行っていきます。みなさんが植えた木が生長する様子も見ていただきたいと思います。
<Forest Runner / エコアカ室長>竹支柱準備2 竹支柱準備1

村火社有林生長量調査_2020.05.14

新緑が眩しくなり始めた社有林にて、森の生態系調査の一つの「立木の生長量調査」を実施しました。

標準地(測定地)として間伐地と未間伐地を設定し、アカマツ(植林木)と広葉樹(天然更新)の年毎の胸高直径を計測しています。間伐地と未間伐地での生長量の差、生存率の差がどうなのかを実証確認することが目的です。標準値はエコアカの観察路内にあるので、森林環境学習で来場された方にも、結果と合わせて森の手入れの必要性を説明するのに活用しています。 エコアカでは、自分たちの手で確認したリアルを題材として、森のめぐみの森林環境学習を提供しています。

<Forest Runner / エコアカ室長>

新緑のミズナラr 生長量測定r

欠入社有林境界踏査_2020.04.23

欠入(かけいり)社有林の境界確認、林内の状況・植生・地形確認を目的として、欠入社有林の境界踏査を実施しました。昨年境界が確認できなかった東-南側境界を確認することができました。

社有林はアカマツが主体です。境界を境にして樹種の違いがよくわかりました。また、境界に沿って土塁が築かれているのもよくわかりました。

まだまだ新緑の季節前、笹が生い茂る前だったので、殺風景ではありましたが歩き回るにはちょうどよい状態でした。

<Forest Runner / エコアカ室長>

写真1

向かって左側のアカマツ林側が社有林

社有林と他とでは樹種が異なる

 

 

 

2写真赤テープを巻いている所の土塁が境界

向かって左側が社有林

 

 

 

欠入社有林境界踏査結果_20200423(写真)