生物履修の2、3年生20名を対象に、「地球環境と森林」というテーマで出前授業を行いました。
前半の講義ではタイムリーな真鍋氏のノーベル賞受賞(地球温暖化の数値シミュレーション)の話題から始まり、地球温暖化、二酸化炭素濃度増加、カーボンニュートラル、更にはカーボンネガティブの必要性、そこに果たす森林の役割り、そこから続く紙の利用のお話をしました。
そして、後半の紙抄き体験では、針葉樹パルプと広葉樹パルプで性質の異なる紙ができることを実体験してもらい、併せて、ものづくりのおもしろさや苦労・工夫も感じてもらいました。
2校時100分ほどの授業でしたが、これから社会に出ていく彼らにとって、何か心に残るものがひとつでもあればと思っています。
<Forest Runner / エコアカ室長>