エコアカ活動報告会

先週1/21(木)は、日中に地元で協力してくださっている方々(西郷村役場、西郷村教育委員会、那須甲子青少年自然の家、ならびに西郷村小中学校)を訪問ご挨拶し、夕方に活動報告会を行いました。寒く足の悪い中にもかかわらず、西白河森林組合様、みなみ製材所様、那須甲子青少年自然の家様、日本野鳥の会白河支部様にはご参加くださりありがとうございました。

エコアカの2015年の活動を、エコアカ通信2015にて振り返り、本年も引き続きご協力くださるようお願いさせていただきました。皆様からは、樹木や森のめぐみについてのいろいろなご意見、ご提案、情報をいただくことができました。本年のエコアカの活動に活かしていきたいと思います。

その中で、森林組合様より、幕末戊辰戦争・白河口の戦いでの激戦地となった稲荷山(白河市)にて巨木を伐採したときのエピソードが紹介されました。
以前、稲荷山の巨木を伐った時、幹を伐り進むチェンソーから火花が。よく見ると、戊辰戦争の時の鉄砲弾が出てきたとのこと。チェンソーの刃を替えて改めて伐り進めると今度は五寸釘。藁も。
木は異物をも巻き込みながら成長を続けます。巨木を伐ると、年輪から歴史を読むことができますが、年輪以外の歴史もタイムカプセルに載せて見せてくれます。
その伐られた巨木、年輪を数えたら樹齢350年はあったそうです。一人の人間なんてその年輪のたったこれだけ。巨木の偉大さと包容力に改めて尊敬。
と、いうことで、先週末、伐られた巨木の切り株を見にきましたが、見つけられませんでした。でも、今まだ歴史を記録し続けている別の巨木を尊敬とともにを見上げてきました。

稲荷山巨木3_20160123r 稲荷山巨木1_20160123r

<Forest Runner / エコアカ室長>

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