雪のニューファクトリーゾーン

2/11朝、今朝までの雪も上がり一気に青空が広がってきたので、JR新白河駅前にある三菱製紙白河事業所が管理する公園「ニューファクトリーゾーン」内を歩いてきました。
門は開いていますがまだ誰も歩いた様子はありません。冬と春が同居する静かな公園内を一回りして来ました。IMG_8302 IMG_8295

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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最近、はまっている「冬芽」観察。ひと際目立つのが、公園入口すぐの「セイヨウトチノキ(マロニエ)」。鱗芽や葉痕が大きくて観察しやすい。

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桜(ソメイヨシノ)の冬芽もまだまだ春は先といった感じでした。それでもなんとなく膨らみを感じます。

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この公園にもメタセコイアがあります。すっかり葉はおちていますが三角形の樹形は見栄えがします。樹皮には寒さに負けずに緑のコケが生えていました。

冬の(雪の)樹木観察も楽しくなってきました。

<Forest Runner / エコアカ室長>

 

雪の「村火社有林巡視」

2/9(水)午前中、快晴の冬空の「村火社有林巡視」を行ってきました。里は晴れていても山はずっと雪雲の中という日が続いていたので、待ってましたとばかりエコアカメンバー4名で向かいました。

里とは全く別世界、積雪は50cmを越えるほど、白銀と青空のコントラストが眩しさを一層のものにしています。

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車を降り、スノーシューを履き、定点カメラ(タイムラプスカメラ、トレイルカメラ)設置場所への途中、森の住人(獣や野鳥)の生息痕があちこちに見られました。中でも目を引いたものは、「ニホンジカによる食害」。多くの樹木の幹が丸裸にされていました。
昨冬は植樹したての幼木の新芽が食べられていましたが、今冬は積雪が多いためか、雪の下の幼木は救われ、代わりに成木が犠牲となったようです。(彼らも冬の山を生き延びるのに必死でしょうから)
トレイルカメラ(動画)にも群れで移動するニホンジカが撮影されており、樹木への食害のひどさもうなずけます。(動画では、小走りする姿、歩く姿が撮影さており、ランナーとしては足の運びについつい目がいってしまいました。)
今年2022年5月には「第6回生長の森植樹」を予定しており、ニホンジカ対策を何かしら施す必要がありそうです。

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青空の社有林では、春の気配も感じられました。いろいろな広葉樹の「冬芽」が小さいながらも着々と春をもてなす準備を進めていました。まだまだ真冬なお山ですが、春は必ずやってきます。期待して待ちましょう。

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2時間ほどの不慣れなスノーシューを履いての気持ちのいい村火社有林巡視でした。冬の(雪の)森は魅力的です。ですが、エコアカには冬の林内プログラムがありません。室内プログラムと組み合わせて冬の森を題材にしたプログラムを作りたいと改めて思いました。

<Forest Runner / エコアカ室長>

シダーローズ

2022年1月27日(木)晴れ でも寒い

三菱製紙白河事業所のお稲荷さんにある「ヒマラヤスギ」の周りには薔薇の花のような松ぼっくり「シダーローズ(Cedar Rose)」がたくさん落ちていました。
これも「森のめぐみ」、クラフト材料として大人気です。
那須甲子からの冷たい風の中、せっせと拾い集めました。(^^♪
みなさんの周りでも探してみてはいかがでしょうか?

<Forest Runner / エコアカ室長>

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センターの一番背の高い木が「ヒマラヤスギ」です。

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「シダーローズ」は雌花。その前のタワシにようなものが雄花

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斜め横顔

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たくさん集めました。

西郷村公民館サークル「にしごう 紙漉き研究会」キックオフ!

2022年1月19日、企業と地域の人たちが協働で地域貢献に取り組む西郷村公民館サークルとして「にしごう 紙漉き研究会」がスタートしました。まずは、スターティングメンバーは6名(私たちエコシステムアカデミーから4名、三菱製紙白河OB会から1名、西郷単位制総合大学から1名)で、会の設立趣旨の確認・意思統一と運営・活動内容について打ち合わせをしました。その後、みんなで本年の「紙漉き初め」を行いました。来月(2月)より本格活動に入ります。「紙好き職人になりたい人、集まれー!」

【サークルの活動目的】
紙漉きを通じて、森や紙と私たちの生活のつながり(自然、科学、技術、文化)について探求し、その成果を地域に発信・還元することを目的とします。
*いろいろな紙漉きを楽しみながら紙漉きのスキルを身に着け子どもたちや地域の人々にその魅力を伝えることです。

【例会】
日時 毎月第3木曜日 13:30-15:30
場所 西郷村文化センター1階調理実習室
参加費 一人500円/回(施設利用費、保険費含む)

【例会の内容】
講義(30分):紙や森にまつわるいろいろなテーマについてお話を聞きます。
実習(90分):各回テーマを決めて、いろいろな紙漉きにチャレンジします。

【参加申し込み】
活動の目的に賛同いただき活動内容にご興味ある方は、西郷村文化センター 生涯学習課(Tel(0248)25-2371)へお問い合わせください。

<Forest Runner / エコアカ室長>

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「エコアカ通信2021」発行しました。

エコシステムアカデミーの2021年の活動を紹介する「エコアカ通信2021」を発行しました。新型コロナウイルス感染拡大は収束しない1年ではありましたが、できるやり方でできる場所でできる仲間と一緒に「体験型森林環境学習」の提供を企画・実施してきました。特に2021年は、西郷村(福島県西白河郡)、墨田区(東京都)、水元公園(東京都葛飾区)など地域の方々との協働を強く意識した1年となりました。エコアカは2022年も走り続けます。よろしくお願いいたします。

<Forest Runner / エコアカ室長>

長岡京市環境フェア2021 オンエア開催!

新型コロナ禍の影響で今年もオンエア開催となった「長岡京市環境フェア2021」(京都府)ですが、エコアカの環境学習動画がYouTubeで公開されています。
タイトルは「紙パックリサイクルのなぞ 知り隊!伝え隊!」です。
この動画は、今年2月に実施した「墨田区立錦糸小学校」での出前授業で使用したものを編集したものです。
下記よりご視聴ください!

「紙パックリサイクルのなぞ 知り隊!伝え隊!」

「長岡京市環境フェア2021」

<Forest Runner / エコアカ室長>

「FSCⓇ認証 白河だるま」・「FSCⓇ認証 まねきネコ科」 

白河だるま総本舗さまにご協力をいただきながら商品化をしていました「FSCⓇ認証 白河だるま」から、WWFジャパン50周年記念「FSCⓇ認証 パンだるま」(親子、子供)が生まれ、それに続けて、絶滅が危惧される大型ネコ科を絵付けした「FSCⓇ認証 まねきネコ科」(インドシナトラ、アムールヒョウ、ユキヒョウ)が生まれました。

いずれも、株式会社市瀬さまからWWFジャパンさまへ「FSCⓇ認証 白河だるま」をご紹介いただいたところから注文をいただくこととなったものです。
現在、パンダショップにて販売中です。(下記URL)
FSCⓇ認証 パンだるま
FSCⓇ認証 まねきネコ科

先日、追加注文をいただいていました「FSCⓇ認証 まねきネコ科」の発送が完了しました。

持続可能な森づくりのためのFSCⓇ認証紙の古紙でできた白河伝統工芸「白河だるま」が、WWFのキャラクターと出会い、地球環境保全に少しでも貢献していると思うと、こんなにうれしいことはありません。

<Forest Runner / エコアカ室長>

「すみだ環境フェア2021」出展 _2021.10.13~10.17

三菱製紙の本社のある墨田区での「すみだ環境フェア2021」実行委員会・墨田区が主催する「すみだ環境フェア」にエコシステムアカデミーとして出展しました。

【開催日】 2021.10.13~10.17
【会場】  墨田区役所1階アトリウム
【テーマ】 「エコって楽しい 来て!見て!学ぼう! 未来のためにできること」

例年は(2020年度は新型コロナ感染拡大のため中止)6月開催のワークショップ形式の環境フェアでしたが、本年度は未だコロナ禍が完全収束ではないために、10月開催のパネル展示のみという形式での開催となりました。

今回のエコアカのテーマは「森のサイクル × 紙のサイクル = SDGs」。墨田区内で実施してきた「森のめぐみの体験学習」(小学校での出前授業・オンライン授業、夏休み環境プログラムでの紙抄き体験、環境フェアでのFSCⓇ認証 白河だるま 絵付け体験・クラフト体験など)を紹介することを通じて、森(自然)と紙(生活)は密接につながっており、地球環境や私たちの生活を持続可能なものとするためには、上手に木材や紙を使って森や紙のサイクルを回すことが必要であることを伝えるものとしました。

これからも墨田区とは連携した取り組みを継続していきたいと思います。

*下記URLより「すみだ環境フェア2021」の実施報告がご覧いただけます。(墨田区サイト)
https://www.city.sumida.lg.jp/kurashi/kankyou_hozen/kankyou-fair-2021.html

<Forest Runner / エコアカ室長>

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東京都葛飾区立水元小学校 自然観察会 _2021.10.14

明け方まで小雨模様、だんだんと晴れてきました。小学校からの依頼を受けて、小学1年生3クラス101名を対象に、水元公園(東京都葛飾区)にて、「たのしいあき」をテーマにした自然観察会を行いました。

子どもたちは、秋を感じる森のめぐみ、ドングリや紅葉した落ち葉を集めます。それを、学校に持ち帰り、ヤジロベイやコマなどおもちゃを作ったり、画用紙に並べて貼り付けて作品(芸術?)作りなどを行うそうです。作ったおもちゃは、近くの保育園に持って行って、弟や妹の園児にプレゼントするそうです。その材料集めが大きな目的。最初はおとなしそうな1年生、だんだんと本性が現れてきました。集められる場所へ樹木ガイドをしながら誘導していくのは楽しい一苦労でした。

公園内の向かう先はクラス毎に分かれてあちらこちらへ。時間はおよそ90分、距離にして2~3km。最後はもの場所に集合です。子どもたち、最後まで元気でした。水元公園、近いんだからまた来てね。

最後には、持ってきたレジ袋には「秋」と「思いで」がいっぱい詰まっていました。

<Forest Runner / エコアカ室長>
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都立葛飾総合高等学校 森林環境学習 _2021.10.07

生物履修の2、3年生20名を対象に、「地球環境と森林」というテーマで出前授業を行いました。

前半の講義ではタイムリーな真鍋氏のノーベル賞受賞(地球温暖化の数値シミュレーション)の話題から始まり、地球温暖化、二酸化炭素濃度増加、カーボンニュートラル、更にはカーボンネガティブの必要性、そこに果たす森林の役割り、そこから続く紙の利用のお話をしました。

そして、後半の紙抄き体験では、針葉樹パルプと広葉樹パルプで性質の異なる紙ができることを実体験してもらい、併せて、ものづくりのおもしろさや苦労・工夫も感じてもらいました。

2校時100分ほどの授業でしたが、これから社会に出ていく彼らにとって、何か心に残るものがひとつでもあればと思っています。

<Forest Runner / エコアカ室長>

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