エコアカホームページがリニューアル ~ブログはみなさんとの交流の場~

ご無沙汰していました。ブログへの投稿はしていませんでしたが、エコアカは、コロナ禍の中、従来どおりの活動が制限を受ける中でも、地域と連携しながら、出前授業や森林生態系調査、環境セミナーなどの活動を継続していました。

この10月よりエコアカホームページはリニューアルいたしました。より多くの情報を発信することを通じて、より多くの方とのコミュニケーションの窓口となればと思っています。引き続きエコアカの活動にご注目ください。

ということで、この後、エコアカの10月度の活動をご紹介いたします。

よろしくお願いいたします。

<Forest Runner / エコアカ室長>

 アカマツの実生落ち葉や笹の隙間にはアカマツの実生がたくさん顔を出していました。(2021/10/28)

村火社有林(福島県西郷村)

エコシステムアカデミー 福島県「体験の機会の場」認定取得!!

エコシステムアカデミー(白河山荘(ビジターセンター)と村火社有林(白河甲子の森))は、環境教育等促進法に則り地域での交流の拠点となって持続可能な社会づくりに貢献する施設・プログラムとして、福島県「体験の機会の場」に認定されました。(認定有効期間:令和2年3月4日~令和7年3月3日)

<Forest Runner / エコアカ室長>

福島県体験機会の場認定証

冬の野生動物

久しぶりの投稿です。これからは、エコアカを身近に感じてもらえるような投稿を、できるだけこまめに書いていきたいと思います。
改めて、よろしくお願いします。

さて、先日(3月5日)、雪の社有林(福島県西郷村村火)の「生長の森」に設置してあるトレイルカメラのデータを回収してきましたので、その中の写真のいくつかをご紹介いたします。
シカや野ウサギが写っていました。(カメラの時計がずれていました。キャプションの日時をご覧ください。)

雪の中、走る、歩く、立ち止まる、見つめる いろいろな姿が見られます。

M2E1L0-2R350B300 野ウサギ 2018/02/15 22:29

M2E1L0-4R350B300 野ウサギ 2018/02/13 02:01

M2E1L0-6R350B300 野ウサギ 2018/02/05 0:51

M2E85L231-230R381B329 シカ 2018/01/10 9:53

M2E40L109-109R399B307 シカ 2017.12.29 16:17

M2E1L0-2R350B300 シカ 2017.12.23 5:56

<Forest Runner / エコアカ室長>

エコアカ通信2016 アップしました!

エコアカの2016年の活動をまとめた「エコアカ通信2016」をアップしました。
ご一読ください。
エコアカ通信2016

http://ecosystemacademy.jp/about/news.html

2017年も三菱製紙グループ拠点での活動を中心に、体験学習を通じて、子どもたちに「森の循環、森のめぐみ」を伝えていきたいと思います。

<Forest Runner / エコアカ室長>

野鳥の声を録る

5/28(土)の植樹会では、植樹の後昼食を挟んで、日本野鳥の会 松田道生様の講演をいただきました。演題は「森と鳥たちの生活」で、楽しく聴かせていただきました。

講演後の質問コーナーでは、「野鳥の声を覚える方法は?」に対して、「録音して編集作業をすることで自然と覚えられます」と、野鳥の声を録る楽しさを語ってくれました。

それに触発されて、早速眠っていたICレコーダー(オリンパスVoice-Trek)を使って、6/4(土)に赤面山の野鳥の声録りにチャレンジしてきました。以下がそれです。いかがでしょうか?

<Forest Runner / エコアカ室長>

カッコウ&アカゲラ(ドラミング)

ノジコ

平成28年度インストラクター養成教育修了

平成28年度のエコシステムアカデミー インストラクター養成教育(第8回、9回、10回)を無事終えることができました。
今回は3拠点(4/19開催 第8回「京都(長岡京市)」、第9回「4/26開催 東京(本社)」、第10回「5/26-27開催 白河」)で実施されました。
受講生は全三菱製紙グループから集まり、総数25名の方が新にインストラクター補となられました。(今後活動の実績を積み、認定会議にて認定されることで真のインストラクターとなります。)
今回初めて関西在勤の方8名も受講され、エコシステムアカデミーの活動が地理的にも全国展開を始める基礎作りとなりました。
また、三菱製紙関連会社からの受講者、新入社員の受講者が多く、これからのエコアカの活動が益々活気づくものとなることが期待できる教育となりました。
みなさん、これからが本番です。
よろしくお願いいたします。

<Forest Runner / エコアカ室長>

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
座学
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
森林実習

第3回エコシステムアカデミー植樹会開催!

2016年5月28日(土)に「第3回エコシステムアカデミー植樹会」を、村火社有林内の生長の森で開催しました。来賓の方々、地元の方々、MPMグループ従業員および家族等総勢約50名が集まり、新緑と初夏のはしりの日差しの中、ミズナラ120本とヤマザクラ3本を植樹しました。10年、50年、100年後の豊かな森の風景が目に浮かびます。

植樹会の後は、社有林内の自然観察会、日本野鳥の会 松田道生様による講演会「森の鳥たちの生活」、紙すき体験を行い、参加者のみなさまには森・自然・ものづくりを体験する1日としていただきました。

参加くださったみなさん、運営スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

植樹会の様子は、NHK福島のニュースとして放映されたり、福島民報の記事として掲載されました。

次回は2018年5月を予定しています。

<Forest Runner / エコアカ室長>

参加者のみなさま
参加者のみなさま
植樹会_福島民報記事

社有林巡視(村火) & 炭焼小屋視察 2016.02.18

定点カメラデータ回収と社有林内放射線量測定を行ってきました。
例年に比べ1ヶ月ほど雪解けが早い感じがします。
生長の森には野うさぎの足跡が見られます。植樹した木の芽や幹にはかじられた痕がみられます。

森のめぐみの体験見学プログラムに「炭焼」がありますが、利用させてもらっていた炭焼小屋が東日本大震災で潰れてしまい、復旧の目途がたっていません。
地元で協力いただいている「みなみ製材所」様より、現役で使われている炭焼小屋の情報を聞き、現地に行ってきました。窯止めの状態で1週間後ぐらいに窯出しのようです。(連絡をもらって見に行く予定です。)また、1~2ヶ月おきに1年を通して焼いていらっしゃるようで、是非エコアカのプログラムの中で使わせてもらいたいと思います。

<Forest Runner / エコアカ室長>

エコアカ看板前 定点カメラ

定点カメラ前 かじられた幹

かじられた芽 野うさぎの足跡

炭焼小屋

「木の教え」、「木とつきあう智恵」

「木の教え」を読みながら。
普段、何げなく見たり触ったり匂ったりしている木ですが、「へぇー」の連続です。

「木は生育のままに使え」
例えば、南側で育った木は建物の南側に、北側で育った木は建物の北側で使いなさい、ということ。癖という多様性を長所として上手に活かす、木を使いこなすことは文化、ですね。
千年以上前に建てられた法隆寺もそうなっているらしい。機会があれば、そういう目で柱を見てみましょう。

木にまつわる本、第二段。「木とつきあう智恵」を読み始めました。
月相が下弦の月から新月の時に伐った木は、腐らず、虫に食われず、歪みもしないらしい。
木の不思議、自然の力、奥深い。

<Forest Runner / エコアカ室長>

木の教え

木とつきあう智恵

ふくしま森林文化フォーラム

2016.2.6 郡山市中央公民館で開催された「ふくしま森林文化フォーラム」に出席してきました。

前半では、野本寛一氏(近畿大学名誉教授)の基調講演「森林のめぐみと民族」があり、後半では、「森に育まれた文化に学び、生かし、未来を考える」というテーマで、沼田大輔氏(福島大学准教授)がコーディネーターとなって、早尻正宏氏(山形大学准教授)、岩崎真幸氏(みちのく民族文化研究所代表)、弦間一郎氏(ふくしまフォレスト・エコ・ライフ財団常務理事)、松崎和敬氏(いわきの森に親しむ会副理事長)をパネリストとしたパネルディスカッションが行われました。

基調講演では、生態民俗学的視点から昔からの多種多様な森林の恵みが紹介され、生活様式の変化とともに山林への依存度が下がることによって失われていく文化の保全・伝承への問題提起がありました。森林の現場にもっと足を運ぶことが必要と熱く語られていました。森林の現場にもっと足を運ぶことが必要と熱く語られていました。紹介のあった「民俗学的森の恵み」はいろいろな要素が複合して、生活と繋がっているのでおもしろいと思いました。

パネルディスカッションでは、「福島県の森林の現状」、イグネを題材とした「暮らしの中の森林」、フォレストパークあだたらでの森での学び・遊びによる「森林文化の継承」、いわき地区(浜通り)での「里山および海岸防災林の取り組み」が紹介され、何をどのようにして残していくか・伝承していくかについて議論されました。

今回のいろいろな意見、考え方、取り組み内容などは、私たちエコアカの取り組みと共通するものであり、取り組みの自信になり、今後の取り組みへの参考ともなりました。

森林の恵み(文化)=森のエコシステムをいかに未来に伝承するか。私たちエコアカのテーマです。

最後に、聴講者からの原発被害・いまだに続く影響に対する訴えがあり、森林文化を考えることにも大きな障害となっている現実を改めて知らされました。辛い。

<Forest Runner / エコアカ室長>

ふくしま森林文化フォーラム_チラシ-crop 基調講演

コーディネーター パネリスト